ニホンイシガメの水カビ病 治療法と対策
ニホンイシガメを飼育する上で一番厄介な病気はこの水カビ病だと思います。
この水カビ病は皮膚がふやけて白くなる状態をいいます。
見た目には元気そうでも皮膚の弱い所が白くふやけてそのままほおっておくとさらに白くなりふやけて出血して死んでしまうこともあります。
そうなると結構状態も悪くなるのでわかります。
結構元気でも水カビ病になることはよくあります。
これはベビーや小さい個体特有のものではなく
アダルトサイズでも水カビ病は起こります。
野外飼育ではある時期にこの水カビ病に出くわします。
それは冬眠から覚めて日中は暖かい感じですが日が陰ってしまうと急激に寒くなる。
その繰り返しでアダルトサイズであっても餌食いが盛んでない時に起こります。
さて水カビ病はなぜ起こるのか?
まず画像で水カビ病になったカメを見ていただきます。
わかりにくいですが水カビ病が出現する箇所を○や矢印で示しています。
首の根元、目の回り、排泄口、口の周り。手の先、付け根などなどです。
なので手で持ってよく観察することも必要です。
水カビ病は長年わかりませんでした。
ただ、これが正解かどうかわはわかりませんが以後ベビーの飼育で水カビ病に悩まされることはなくなりました。
まず大事なのか水温
水温は何度だって書けませんが32度で餌食いよく毎日でも餌を食べる状態となります。
温度が高いと水がかなり汚れていても水カビ病になりません。
ということで水温の下限は??と聞かれますと多分28度が良好だと思われます。
もちろん26度でも大丈夫なんだろうなと思うのですが絶対発送させたくないことと餌食いを落としたくないということでその温度での飼育経験はございません。
そういう時のためにもサーモスタット ヒーター、カバーが必要ですね。
水温管理にはサーモスタット式のヒーターがお勧めです。
サーモスタットは温度設定するものでヒーターはその名のとおり温めるものです。
このサーモスタッチは温度設定した温度に設定することができますがセンサーが水に使っていないと思わぬ事故を起こしますので注意が必要ですしヒーターにはカバーも必要かと思います。
どうですか?水温さえ下げなければ寒い時期でも真夏並みの状態をキープできるのです。
ただ私の水苔+タッパはある程度の温度低下でも状態が悪くなりません。
もし水カビ病になったら
治療法は?
それは温度高めで管理して肌も乾燥気味で管理することですね。
水カビ病も末期にならない状態で餌も食べている状態ならミズゴケをやや乾かし気味+タッパで治るはずです。
それに加えて冷蔵庫の暖かい横などで管理するとよさそうな感じですね。
兎に角最近は水カビ病とはご縁がないので予測的なことしか書けません。
以前は人間に塗る薬も使ったことありますがどうなんでしょうかね??
あ!そうそう乾燥させるのに紫外線が出たりする保温ライトは使わないほうがいいですよ。
逆に状態悪くなる時がありますからね。
水苔+タッパの下にヒーターパネルを使うと便利でしょうね。温度管理には注意してくださいね。
兎に角水につけるのは御法度。
餌をやるとき以外は水に付けないでください。
こうならないためにも餌をやるときに手で持ってすみずみまで観察して変化がないかを確認してください。
どうですか?イシガメの飼育は簡単でしょ!!
イシガメの飼育ができればリクガメ以外の水よりのカメの飼育は楽勝です。
ニオイガメなんかは水につけておけばいいだけですからね。
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