ニホンイシガメ 産まれたてのベビーを育てるコツ 飼育&病気編

公開日:  最終更新日:2012/10/19

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こんばんは

色々と考えたんですが別サイトでその時その時書いていたんですがまとめて書く必要があると思ったんで書きます。
以前書いた時よりもさらにぼくのスキルは上がっているのでまた違った書き方になるとは思いますが

飼育の基本は同じです。

さてまず卵からベビーが産まれます。
通常この時点飼育している人は少ないと思います。
早くても産まれて1ヶ月あるいは数ヶ月経っているものを購入されたりするのではなかろうかと思います。

ニホンイシガメは産まれてすぐ餌を食べるわけではありません。
ヨークサックとは栄養が溜まっている場所であり魚の稚魚でよく見るのではないでしょうか??
人工孵化であると結構な頻度でヨークサックが付いた状態で出てきますが我が家の個体は自然孵化に任せています。
自然孵化ですとこのヨークサックは完全に吸収された状態で出てきます。

さてこの状態に近い状態であなたの家にお持ち帰りするわけですが
まず1番にその個体が元気であるかどうか

気になりませんか??

どうやってそれを確認するかですが

簡単な事なんです。

亀をひっくり返して問題なく起き上がれるかどうかでわかります。

そんな感じです。

まず
餌食いや餌に関して

産まれたばかりの個体はヨークサックが閉じてから約2週間ほどで餌食いが始まります。
が最初からめちゃめちゃ食べるわけではありません。
どちらかというと腹ペコにさせた状態で餌を与える方が良い感じがします。
水温や飼育状況によっても違いますが毎日食べるわけではありません。
食べない食べないと心配するべきではありません。

私でもその時期は3~4日に1度のペースでしか与えません。
なので餌を食べなくっても元気であれば全く心配の必要性はありません。

餌食いが落ちてしまう理由は水温が下がってしまったりもちろん病気でも起こりえます。
病気だと元気がなくなりますのでわかりやすいと思います。

基本餌を与えなくも大丈夫だと思ってください。

水に関して

水はきれいにしたほうが良いと思います。
その時水道水をそのまま使っても問題ないですがこの時心配事は水カビ病ですね。

水カビ病の特徴としては皮膚の弱い場所が白く皮がふやけたような感じになります。
この画像ではわかりにくいですが目の周り 首などです。


特に水カビ病の症状がでるのは黄色い場所となります。

なので亀を持って観察することは大事だと思います。
亀を持つとストレスを与えてしまってイケないと書かれている本などもあるようですがそれを気にすることはないです。

ただ、持つ以外はそっと観察して上げる方がより良いでしょうね。

この病気長らく僕を苦しめました。
水をどんなにきれいにしても起こる病気だと思っていました。
この病気が出ないようにするにはどうしたらいいか?
とにかく水に接していると起こる病気だと思っていましたが原因は水が悪くなるからではなく
水温が低いことによって引き起こる病気だとわかりました。

実際アダルトの個体を野外で冬眠させていますが冬眠明けのやや暖かくなった時期にアダルト個体も水カビ病になります。
ただ、この子達は勝手に甲羅干しもしますし病気に強いので放置で治ります。
水カビ病になったら水での管理をやめます。

どうするかですが水苔とタッパで管理します。
特に強制的に甲羅干しをさせる必要ないと思います。
問題なのは温度だからです。

やや温度を上げてあげて(上限32度 下限28度)くらいだと餌食いもよくなりよくなると思います。
餌を食べることが病気に治す近道だったりします。

画像は参考程度です。

弱ってくると溺れたりするのでやはり水で管理するのはNGですね。
水に付けないままも良くないのでえさやりの時だけ水につけてやると問題ないと思います。

書きたいことが全てかけたかどうかわかりませんね。

ここで動画を

これでもやや動き悪い感じがしますがもっと元気よく動き回ります。
イシガメは神経質だと言われていますが慣れてくるととても活発ですしとても賢いですからね。

水深やフィルターに関して。

飼育するうえで多分ですが水槽に水を張って飼育するのが普通です。

僕はブリーダーなんでそう言う方法は取りません。
理由は溺れる可能性がある、餌が足りていないとき多頭数で飼育すると手やしっぽを餌だと思ってかじってしまうからです。
さらに上記書いたように水カビ病で状態を崩し損ねないからです。

水の深さは甲羅が浸かるくらいで常に足がつくくらいの水深が良いと思います。
水温はできれば28度以上で管理すると餌食いもよく水カビ病の心配がほぼゼロになります。
浮島みたいなものもあるといいですね。(発泡スチロールでOKです)

イシガメは爪が鋭いので発泡スチロールでもよじ登るし浮島が乗っかって動けなくなるということもないので軽くて安心な素材です。

フィルター(ろ過器)に関しては水温がたかければ必要なしと考えて良いと思います。

水温管理にはサーモスタット式のヒーターがお勧めです。

サーモスタットは温度設定するものでヒーターはその名のとおり温めるものです。

このサーモスタッチは温度設定した温度に設定することができますがセンサーが水に使っていないと思わぬ事故を起こしますので注意が必要ですしヒーターにはカバーも必要かと思います。

こう考えると状態よく飼育するには水苔とタッパで十分ですね。
観察するという点では面白みにかけますけどね。
ただ、この飼育方法は乾燥気味になってしまうことがあります。

そうするとベビー期では甲羅が乾いて白くなる現象が起こります。これは大きくなっても痕がこのってしまうこともありますのでこれまた注意が必要ですね。
やっぱり水温だけしっかり外さなければ元気よく育てられますね。

この方法で飼育すると夏前には産まれたとき3cm位の個体が7cm位にはなります。

甲羅干しと日光浴

ベビーや小さい個体には必要ございません。
逆に日差しの強さで状態を落としてしまい死んでしまう原因になりますので絶対とは言いませんがやめてください。
もしするときには日光が当たる場所と当たらない場所を作ってカメが選べるように環境を作ってあげてください。

オスメスの見分け方等はまた書きます。

シェアありがとうございます

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