サドルの高さ、前後 (筋肉痛、膝痛)散々つついてわかった事
こんばんは
この3週間めちゃめちゃサドルの高さと前後をつつきました。
わずが2mmつついてもわずか1mm動かしても身体に与える感覚は違う。
それと同時に使う筋肉も微妙に変わっていることがわかります。
でやっとベストなポジションであろう場所で落ち着きました。
その中で起こったことと理屈で考えながら説明したいと思います。
まずBB-サドル高ですが
本でも基本となる長さであります。
股下から係数(0.88~0.87)を掛けたものがBB-サドル高の長さになるようです。
これは基準になる数値ではあります。
が基準といっても誤差はあるものです。
そしてサドルの前後ですがこれも重要。
ということで一つ一つ理屈をこねながら書いてみたいと思います。
まずBBーサドル高の長さです。
ちなみに私の股下は78.5cm 今のサドルの高さは69cmとなっております。
逆算すると係数は0.878となります。
こんなもんでしょうかね?
まずこの長さが長すぎると自分の持っている力を足に伝えきれず100%のパワーを活かすことができません。
逆に適正と思われる長さより短くなると余計な力が加わってロスが大きくなると思っています。
なので力を出している割に疲れ易いという現象が出てくるように思います。
そのロスが膝痛として出てきます。
それが前だったり横だったりといろいろです。これが数mmの長さで微妙に変わってくると思います。
なので私は膝痛が出ないギリギリのMMーサドル高の距離を基準にして後は上げて対応するという方法をとりました。
これで現状で自分の持っている力をロスなく最大限発揮できる高さを得られると思います。
以前は今より1.5cm位高かったため持っている力を発揮できなかった。
逆に下げすぎると速度がかなり上がるが膝痛という問題点が常についてきました。
というわけでこの速度の差は下手すると3km/h変わっちゃうかもです。
ロングライドをする上で足が疲れにくい高さにするほうが良いので今よりも1mm上げたりすると良いだろうっと思っています。
BB-サドル高の距離に関してはこのくらいにして
次はサドルの前後ですね。
まず合わせる前にシューズを拇指球で固定することが必須となります。
物の本によると固定は1番前でやると無難だと書かれていますが間違っているようで間違っていない感じですね。
ちなみにこの理屈が当てはまるのはシューズが足とピッタリあうサイズという事が限定されると思います。
まずクリートがまえすぎると
踏んだ時にかかとが下がる現象が起こります。これは力をロスすることとなります。
足首に負担がかからないクリートの位置を見つける必要があります。
これってわかりにくいですか?
だったら5%あるいは8%の坂でシッティングでやや後ろ目に座ってトルクをかけながらペダルを踏んでみてください。
もしアンクリング(足首が動く)が起こりそうな感じであればそれはクリートの位置が前である可能性が高いです。
この足首を使うことによって通常自転車ではふくらはぎを使わない部位とされていますがここを使うこととなってしまいます。
手っ取り早く発見するにはこの方法がよかろうと思います。
サドルに腰掛ける位置も重要です。
乗るたびに違うのであればサドル高や前後を合わせる必要がないですからね。
こんなことを書くとなんでもそうです。
人間は左右非対称なのでこのサドルの高さも微妙に違うでしょうね。
という自転車だって非対称ですよね。
書けばきりがない。
基準をしっかり身につけて自分の筋肉の様子、痛み等見ながら合わせるといいと思います。
で私が陥った失敗談。
クロスバイクはクランク長165mm ロードバイクはクランク長170mm
これってBBーサドル高が同じではダメなんです。
もちろん前後も
少なくともBBーサドル高は5mm長くしなくては帳尻が会いませんからね。
ということで165mmでもロードと同じBBーサドル高を69cmにしていたのでどうやっても膝が余ってしまうような感じでさらに膝痛、筋肉痛がおかしいくらい出るのです。
こんな初歩的な事に陥らないでくださいね。
というわけで走りながら調整するにはマルチツールがいいですね~。
最近ではフロントフォークはカーボンが当たり前だったりするのでトルクレンチは必須でしょうね。
どちらも私は持っています。
トルク管理にはトルクレンチが一番ですからね。
こういうものを揃えるのも必要ですよ。
膝痛や思っている場所と違う場所がいつも筋肉痛になるようであれば参考にしてください。
きっと自分の思ってもいないようなパワーが出て楽しく走れると思います。
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