シマノWH-R500 ハブメンテ→グリスアップ→玉押し調整レポ

公開日:  最終更新日:2012/03/27

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こんばんは

さてシマノWH-R500を分解です。

ジテツウに使っているアンカーF9にはこのホイールがついています。

1年半乗って約8500km走行しております。

ハブのガタツキなどはなく順調。

しかし、ばらして様子が見たい!!
というわけでまずはフロントから

ハブナットを使って緩めていきます。

フロントは17と13が必要です。とくに13のハブナットは必須。

私は純正のハブスパナでなかったので14で止まってしまった。

 

 

要するに厚みがぎりぎりだったということです。
後で確認すると13でしたからね。

まぁ外れればいいのです。


今回使った工具類

デュラエースグリス、ハブスパナ、パーツクリーナーなどなど

 


外すのは簡単であり気をつけなくてはいけないことはベアリングをなくさないこと
フロントは玉が10個×両側で20個

ハブ軸を抜くとこんな感じ。

前輪のベアリングの玉の数は前輪10×2  後輪 9×2

 

 

グリスが白っぽくなっている。
これって乳化している??

グリスというよりゼリーの固まったようになっている。
このグリスには汚れがない。
なんだか不自然だと感じる。 グリスの量は減ってない。
意外だな~~

玉を取る時こいつはいつも役に立つのですが
こいつを使うと玉が磁化していしまい玉どうしがくっつくようになるのでできれば使わないほうがいい。

知ってしまったからには今後は使わない方がよいね。

 

フロントはパーツクリーナーで綺麗にした。

そしてロックナットを見てみる。

ショック・・・

 

玉押しの表面に虫食いが・・・
あちゃー。
しかし、画像にうつっている箇所だけの虫食いだった。

だけなのか大変なことなのか??

本来であれば何か対策をとらなければいけないのだがこのままグリスアップして終了。

さてリアです。

なんだかフロントがさんざんだったので心配w

まずフリーボディからスプロケを外します。

こいつらで

 

リアは17の15ということでフロントと違う点

 

で恐る恐るナットを・・・

あれれ

まずグリスがほとんどありません。

 

何処をどう見てもない。

そして拭き取ってみると茶色・・・・

やばかったですね~~。
そして玉押しなど見てみると何事もなかったことがラッキー。

ちなみにシマノのフリーボディは外しても良いですがボディは分解しない方が良いですよと思っています。

フリーボディーがあるのでパーツクリーナーは使えない。
どうやって綺麗にしようか??
指を突っ込んでも届かない箇所がある。

 

どうしたものか??

考えました。
麺棒です!!

これにパーツクリーナーの液をしみこませて拭き取る。

 

麺棒でも届かない場所があるのでどうしようかと・・・・

だったらこういう風に曲げて使えば内部の手の届かない場所は掃除できる!!

それにしても汚い!!
やるべき時期はとっくに来ていたのですね。

グリスアップして玉を入れていきます。
グリスをたっぷり塗って玉を入れれば玉は落ちません。

それから軸を挿入すれば楽チンです。

玉押し調整も2回目なのでどうやったら調整しやすいか分ってきました。

玉押し調整でした

ごりごり>こりこり>ヌルヌル=スルスル<ガタツキ

グリスを一杯入れたのでコリヌルで調整。
このやり方ですが私は
軸を回して調整しますが
タイヤに耳を当てて軸を回しながら様子を伺う方法もありですね。
わかりやすいです。

R500でもスルスル調整すると本当にホイールが良く回ります。
ただ、わずかにでも緩んでしまうとガタツキになるのでスルスル調整はどうなのかな?

さてこのハブメンテナンスが慣れてくれば頻繁に出来るわけです。

さらに転がるようにするにはヌルヌルとスルスルの中間で(中間があるのか??)固定するとマジっていうくらい回ります。
調整する時やってみると良くわかる。

グリスも一杯入れると逆に抵抗になるので通常よりも少なくするとより回るようになる。
こんなテクニックもありでしょうね。

そのためにもハブメンテが出来るとロングライドなどでは最終的にその日の疲れにはかなり違いが出る恐れもあるかもしれませんね。
まぁそんなこというなら10万クラスのホイール買った方がいいですかね??

こういうことをするのは正直楽しいです。
やろうと思っているがどうしようと躊躇している方にはやってみてくださいと書きたくなりますのでぜひに

私のホイールとしてはフロントの玉押しのスモールパーツの交換が必要かな~なんて思っています。
初期設定で乗り続けている方はお店で見てもらうか自分でやるか?諦めてのるか?どれかだと思います。

どうせ乗るなら楽チンに漕げる方がいい。どうせ何度も使う恐れがあるのならメンテ部品をそろえたほうがいい。
何度もやるとコツがつかめる。

今回はながらでやりましたが前後で1時間程度(画像を撮りながらだったので)で終了。次回はもしかすると30分で前後できるくらいだと思っています。

it’s チャレンジ!!

ハブスパナ     デュラエースグリス
ハブスパナ     デュラエースグリス  

リアのメンテではスプロケを外さないとダメなのでこれらが必要です。(シマノメンテパーツ)

ホイールリムーバー   スプロケットリムーバーレンチ

 

 追記:

WH-R500を100km乗ってみました。

というか8500km走った状態からのメンテなので全然違います。

かなり回ります。滑ります。なので速度が落ちにくくなっています。
ちなみに8500km使ったときとの差ですからね。

そして今回思ったこと

新品で買ったときどの程度のグリスが塗ってあるのだろう??
それがあまりグリスが充填されていなかったら・・・
これが一番怖いなと。

だったら新品でも自分でハブを見たほうがいい。
ちなみに私の知っているプロショップは一度分解してくみ上げるから間違いない。

この手のハブメンテは5000kmが妥当なのかなとも思ったりします。
さて私は今度分解するのは2000km走ってからかな??

まだまだ自分のメンテに自信がないからね。
しかし、今回トータルで3回目 前後で考えれば5回目となるわけです。
かなりこうかなということはわかりました。

やればやるほどわかってくることですね。

 

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